明治薬科大学 薬用植物園

キャンパスに3つの区画からなる薬草園があります。
薬草園付近は「明薬の森」と呼ばれる樹木や草花が多く憩いの場になっている場所もあるので、休憩しながらゆっくり薬草園を見て回れます。

6月に咲いていた植物を中心に紹介します。

ウイキョウ(フェンネル、用途:芳香健胃、駆風、去痰)、 ナツメ(用途:緩和、鎮静、利尿、強壮)
ベラドンナ(有毒植物、用途:痙攣、止汗)、 ベニバナ(用途:通経、色素原料)

アマ(亜麻仁)、 キハダ(黄柏オウバク)
タイサンボク、 ヒソップ(ヤナギハッカ)

キハダは木の幹の内側が黄色です。

ローズマリー、 キバナノコギリソウ(イエローヤロウ)
セイヨウノゴギリソウ(ヤロウ)、 オレガノ

植物の種類が多くそれだけでも見ごたえあるのですが、敷地内には「明薬資料館」があり、貴重な生薬、貴重な資料があります。

ワシントン条約により現在は入手できないイッカク、ロクジョウ(鹿茸)、ジャコウなどの動物性の生薬が見れるのも貴重ですが、特に他にはないものはミイラです。

アロマテラピーやハーブの資格を目指している方には是非見に行って欲しいのは歴史で習うディオスコリデスの「ウィーン写本」です。

HP: 明治薬科大学 薬用植物園 

住所:東京都清瀬市野塩2-522-1

開園時間:9時~17時(冬期は16時まで)

休園日:日曜日、祝祭日、大学休日